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オフィス原状回復に含まれる塗装工事について

塗装オフィスの原状回復

オフィスを移転などする際は、今使用しているオフィスを原状回復をする必要があります。

原状回復とは、元の状態に戻すことであるため、今まで使用していたオフィスに壁などを設置していたならば取り壊すことが必要ですし、汚れや破損などをしていれば、修繕する必要が出てきます。

オフィスの原状回復はいろいろありますが、その中で塗装工事もする必要が出てきます。

どのように塗装工事をすることができるのか、その点について紹介していきます。

塗装工事の行い方とは

原状回復をする際は、施工してもらうため業者にお願いをする必要があります。

大体は貸主、またはその建物の管理会社が指定する業者が原状回復の工事を行います。

まずは、原状回復の塗装の工事の際に、エレベーターや共有部の養生を行う必要が出てきます。

搬入、搬出時の共有部分の養生も清潔にしっかりと行います。

その後に塗装の工事を行っていきます。

ペイント時の周りの養生も行い、塗料が付着しないように丁寧に資材や養生テープ、ブルーシートなどで養生していきます。

養生をしっかり行うことができれば、塗装を行うようにしていきます。

まずは、天井塗装を行っていきます。

天井塗装では、天井のホコリなどをハケなどで落としていき、水性のツヤ無し塗料をローラーを使用して1回塗りで仕上げていきます。

ただ、天井に黒ずみやタバコのヤニ、雨漏りの跡などがあると1回で塗って仕上げるのが難しい場合もあります。

その場合は2、3回塗料を塗って天井の汚れが目立たないようにしていきます。

これは業者の方が提案してくれます。

枠周りやドアなどの塗装も行なっていきます。

窓枠や建具塗装は状態が良ければ、基本的に塗装ではなくて清掃するだけで大丈夫な場合もあります。

ただ、窓枠やドアなども汚れが目立っていると、原状回復として塗装する必要が出てきます。

貸主の意向により塗装する必要が出てくることもあります。

塗装をする場合は、ドアノブや壁などに塗装が付かないようにマスキングテープを養生して油性の塗料をローラーやハケなどを利用して丁寧に塗っていきます。

このようにして塗装工事を行なっていきます。

塗装工事の際の塗料の臭いとは

原状回復で塗装工事をする際は、塗料の臭いが問題になってくることもあります。

塗料の臭いは独特な臭いを感じさせるので、同じ建物を使用している人から塗料についてクレームが来ることもあります。

そのようになると、塗装工事も夜間や土日などしかできなくなるなどの不便さが出てきます。

ただ、今では塗料も臭わない塗料があるので、塗料工事を円滑に進めることができるようになっています。

例えば、「TS無臭塗料」は、塗装の嫌な臭いが無いオフィスビル原状回復工事用塗料になります。

この塗料の特徴は、塗装の嫌な臭いが無いため、土日や深夜ではなく、平日や日中に塗装工事ができます。

隣のテナントに人がいても、安心して施工することが可能になります。

また、塗料の臭いが強く無いので、排気仮設を軽減することができ、換気時間の短縮とすることもできます。

土日、夜間しか塗装工事ができなかったのが、この塗料のおかげで日中にシフトすることができます。

手垢の汚れが付きにくく、耐皮脂軟化性なので剥がれにくいという特性も持っています。

そのため、塗料も綺麗に仕上げやすくなっています。

このように、この塗料には塗装工事をするための良い特性があるので、塗装工事をスムーズに行うことができます。

オフィスの原状回復の塗装の工事の費用

オフィスの原状回復をする際に必要な塗装工事ですが、塗装工事をする際に当然費用はかかります。

原状回復する際の塗装工事の費用は、相場的には10万円〜50万円ほどになっています。

そのため、塗装工事は安く工事を済ませようと思えば、10万円ほどで行うこともできます。

ただ、安く済ませようと思っても原状回復工事がしっかりされなければ、貸主から再度工事するように言われることもあります。

そのため、塗装工事をする際に、先に見積もりをもらって工事の内容を確認しておくことが大事になります。

見積もりをもらっておけば、どのような工事になるのか知ることもでき、その見積もりを貸主にも見てもらい承諾してもらうことができるようにしておくと良いです。

また、塗装工事も全てを塗装するのではなくて、窓枠や建具は状態が良ければ清掃だけで済むこともあります。

清掃が必要か塗装が必要かも業者に確認を取っておくと良いです。

また、塗装工事の際は、他のテナントを利用している人に迷惑がかからないか、確認しておくのも良いと思います。

塗装工事には臭いが出ることもあり、他のテナント利用者に迷惑をかけることもあります。

塗料の匂いのせいで塗装工事がスムーズに行えないこともあるので、無臭の塗料を使用してもらうことができるのかも確認してもらうと良いです。

そうすることで工事が遅延せずに、延滞料金を支払うことを防ぐことができます。

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